ふく

服は衰退期だ、もはや文脈から生まれる機能的衣服はほぼない。
人は生活する上で不自由しなくなった。
体温調整の衣服も十分揃っている。
もはや生活として新しい衣服は必要ない。
つまり文脈のある機能的な服はテクノロジーの発展待ちだろう。
しかし人は現状に満足できない生物だ、飽きがくる。

次々生まれる衣服は、いかに奇をてらうかの戦いになった。
ファッションデザインコンテストはもはやお遊戯会に。衣服機能的文脈からはもはや切り離された。

そんな非合理的な世界だからこそ、ファッションは面白いのだが。見飽きた。

僕は原始的感動、
見て心が揺れ、着たい、と思う服を目指し作る。





MYMINESIGNのたまりば

kanagawaの服と音と言葉の庭 合理性と非合理性をつなぐ

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