日々の鍛錬

たとえば敵があなたを打とうとした時、あなたの目はすぐに敵の剣の動きを捉え、その動きを追おうと努めるだろう。だが、そうなった瞬間、あなたは自己の主人ではなくなり、確実に敵に打たれてしまう。これを「止まる」という
_____鈴木 大拙 「禅と日本文化」より
精神を研ぎ澄ます、禅のような行いは現代人にとってとても足りないものだろうと思う。

卑しさが正当化される、志のない人類になってしまった。誰もが個人のことを考える、横のつながりが薄くなり、個人主義の根が奥深く張った。

そんな世の中は生きる上では楽だ
自身のことだけ考えれば良いからだ。

狂人になることなしに(自己の奥底にある力を解放しなければ)、偉業は成し遂げられたためしがない  「葉隠」1936年


毎日を生きる上で鍛錬を怠ってはならない
実践的な面でも哲学的な面でも、自分を鍛え上げること

経済活動をするならば道徳的に正しいことをしなければ続かない 
論語と算盤でも語られているように、いつの時代も成し遂げる人は日々鍛錬している、思考から鍛え上げている。



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kanagawaの服と音と言葉の庭 合理性と非合理性をつなぐ

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